『駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A』読書レビュー【ブロガーにもおすすめ】

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駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A 読書
『駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A』という本を読みました。税金や確定申告について解説した本です。特にカメラマンやデザイナー、ウェブサイト運営などで収入を得ている人向けの具体例が充実しています。本の概要や読んだ感想、おすすめの関連書籍をご紹介します。

駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A

おおよその内容

「税金や確定申告ってなんだか難しそう」というイメージを持っている人が多いかもしれません。しかし、少し勉強してちゃんと手続きを行うとお金を節約できたり払い過ぎた税金が返ってくることもあります。『駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A』はそんな「お金」の問題について分かりやすく説明した本です。

税金と経理の基礎から教えてくれる

おそらくこの本を手にする人は確定申告について知識を得たいと思って読む人が多いでしょう。この本はもちろん確定申告の手続きについても書かれていますが、まずその前提となっている税金や所得とはそもそもどういったものなのかという基本から解説してくれます。

確定申告の書籍はだいたい記帳の仕方や手続きに関しての話が中心になりがちです。この『駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A』は確定申告だけでなく、その前提である税金の仕組みから解説してくれるので知識のない初心者にも易しいです。

よく税金には「取られる」、「奪われる」というイメージがあり、損した気分になる人もいるかもしれません。しかし、この本を読めば逆に得できる制度も整っていることがわかります。特にまだ仕事の経歴が浅くて所得の多くない人は支払う税金が少なくてすむので、支払いすぎた税金があれば返ってくることもあるのです。

確定申告の義務は副業で20万円以上の所得がある場合、もしくは給料をもらっていなくて収入が38万円以上ある場合です。しかし、確定申告の義務がない人でも帳簿をつけて準備しておいた方が良いです。その理由はこの本を読めばよく分かります。「仕事を得るために必死で税金のことなんて考える余裕がない」と思っている人にこそぜひ読んでもらいたい本です。

クリエイターよくある悩みに回答

この本は題名にある通り、フリーランスや副業でクリエイティブな仕事をしている人に向けの内容です。カメラマンやデザイナーといった職業の人たちの「あるあるネタ」をもとにQ&Aが構成されています。

例えば、「高額なカメラを買った時の経費の計算の仕方はどうなるのか」、「取材費や接待交際費はどこまで経費にできるのか」、「自宅で仕事をしている場合に家賃や通信費はどのように経費として計上できるのか」など。よくある具体的な悩みについて回答が丁寧に書かれています。

カメラマンやデザイナー、アフィリエイターなどの人にとっては身近な内容が多くて読みやすいと思います。ブロガーで副業収入があるような人にもおすすめの内容だと感じました。

確定申告ソフトについて

『駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A』では、確定申告の手続きに際して積極的に専門の会計ソフトを使うことを推奨しています。というのも確定申告を行うには(特に青色申告で複式簿記をつける場合)書類の作成が複雑だからです。その複雑さのため、税額控除の少ない簡易簿記ですませたり、税理士さんにお金を払って手続きをお願いする人が大勢いました。

最近は個人でも簡単に手続きを行える専門のソフトがあります。それを使えば初心者でもお手軽に帳簿をつけて確定申告をすることができるようになります。個人ブロガーや、個人零細のクリエイターの人はぜひ使ってみたほうが良いです。いくつか代表的な確定申告のソフトを紹介しましょう。

クラウド会計ソフトシェアNo.1で人気があるfreee
freee 確定申告ソフト

信頼と実績の歴史がある弥生シリーズ(初年度無償キャンペーンやってるみたいです)
弥生のクラウド確定申告ソフト(白色/青色申告)

無料プランから青色申告の書類を作れるMFクラウド会計・確定申告
MFクラウド確定申告

有名どころの確定申告を行えるソフトはこの三社ですね。いずれも無料で使えるプランがあるのでまずはお試し利用してみることをおすすめします。自分が使いやすいと感じたソフトがわかったら正式に契約してみると良いと思います。

私は「MFクラウド確定申告」を使っています。MFクラウドは実質的に唯一無料プランでも青色申告が可能なソフトです。無料プランだと仕分け件数が月15本に制限されますが、副業や駆け出しのフリーランスの人でお金の出入りが少ない場合はこれで充分でしょう。

有料プランをみるとfreeeが少し高くて、弥生とMFクラウドが同じくらいですね。

白色申告や青色申告の簡易簿記の場合はわざわざこれらのソフトウェアを用いなくてもエクセルのような表計算ソフトで収益と経費の帳簿を作れば大丈夫だと思います。ただし青色申告の複式簿記が税金の面で最もお得です(このあたりも本を読めば詳しく解説されています)。

当面は簡易の申告で済ませたり、あるいは確定申告をしないというケースでも、会計ソフトの使い方に慣れておくと後々便利だと思います。その意味でもとりあえず無料プランに申し込んでみることをおすすめします。

そのほかおすすめの関連書籍

クリエイターに限らず個人事業を行う人全般におすすめなのが『オールカラー 個人事業の始め方』です。個人事業を始めるにあたって考えておきたいポイントが網羅されています。カラーでイラスト付きなので読みやすいです。「個人事業の開業届」や「所得税の青色申告承認申請書」といった確定申告の前に提出が必要な書類の書き方についても説明されています。

ブログ運営に関する本は色々読みましたが、個人的に最もおすすめなのは、かん吉さんの『ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座』。ブログ運営に関する堅実で誠実な指南書です。

ブログ運営ってなぜか「楽して稼ぎたい」とか「ブラックな手法を使ってでもアクセスを増やしたい」人が多く出てくるのですが、この本で解説される手法はとても堅実なもので私は非常に好印象でした。ブログ運営に関する様々なテーマを幅広く取り上げていて全体的なバランスも良いです。ブログ初心者がとりあえず一冊何か読むならこの本がおすすめです。

まとめ

『駆け出しクリエイターのためのお金と確定申告Q&A』はカメラマンやデザイナー、ブロガー、アフィリエイターの人に特におすすめの確定申告解説本です。個人的にはあと一年早く読みたかったですね(笑)確定申告について曖昧な知識ですませている人は何か一冊でも本を読んでおくととても役立ちますよ。

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