シタタカライフをご覧いただきありがとうございます。Aki(@Shitataka_Aki)です。
愛用しているiPhone Xを落として背面のガラスが割れてしまいました。修理に出すにあたって保証サービス「AppleCare+」の特典である「エクスプレス交換サービス」を利用しました。すごく便利だったので、エクスプレス交換サービスの使い方や注意点などをご紹介します。
アップルのエクスプレス交換サービスとは
アップル(Apple)のエクスプレス交換サービスは、新しいiPhoneを宅配便で届けてもらいその場で古い不具合のあるiPhoneと交換するサービスです。
エクスプレス交換サービスは有料保証サービスの「AppleCare+ for iPhone」の特典の一つ。AppleCare+に加入していればその該当端末をお手軽に新品に交換してもらえます。
新しいiPhoneが届くまで数日を要します。わたしの場合は申し込みの2日後に新しいiPhoneが届きました。また利用にはクレジットカードが必要です。
壊れたiPhone Xを新しいものに交換
わたしは背面のガラスがばきばきに割れている「iPhone X 256GB スペースグレイ」を新しいiPhone Xに交換してもらうことにしました。もちろんカラーや容量は同じものです。
画像:見るも無残なわたしのiPhone X
ポケットにiPhoneを入れていたのですが、そのポケットが浅くてすべり落ちてしまいました。乗りたいバスが来てていて慌てて走ったのがよくありませんでした。皆様もご注意くださいね。
アップルの修理サービスの種類とiPhoneの修理料金
見た目はひどいですが普通に使えたのでしばらくこの状態で使っていました。いつのまにか背面だけでなく表の操作画面にも傷が入っていたので修理に出すことを決意。今回はわたしが誤ってiPhoneを落としたので過失の損傷です。
過失や事故による損傷は、通常の「Apple製品限定保証」では保証対象外となります。しかし、わたしは有料保証サービスの「AppleCare+」に加入していたので、2回までなら過失や事故の損傷でも修理してもらえます。
iPhoneの修理料金
保証サービスの「AppleCare+」に入っている場合、画面の損傷のみなら3400円で修理可能です。そのほかの損傷だと修理に11800円かかります。この修理料金は全モデル共通です。iPhoneXもiPhone8も、もっと古いモデルでも同じ料金になります。
「AppleCare+」未加入の場合の修理料金は「iPhone 修理サービス料金 – Apple サポート」で確認できます。
修理サービスの種類
修理の方法としては、自宅から修理センターに製品を贈る「配送修理」や、じぶんでアップルストアや直営店に持っていく「持ち込み修理」などがあります。そして「AppleCare+」に加入していれば、家に新しい端末を届けてもらい古い端末と交換するiPhone エクスプレス交換サービスを利用できます。
「エクスプレス交換サービス」そのものには利用料金は発生しません。今回のケースだとiPhoneを落として背面ガラスが割れてしまっているのでAppleCare+サービス利用料として11800円かかりました。これだけ支払えば新しいiPhoneに交換してもらえます。
わたしのiPhone Xの場合、「配送修理」、「持ち込み修理」、「エクスプレス交換サービス」、いずれの方法を選択しても11800円の費用が必要でした。なので一番お手軽に手続きができる「エクスプレス交換サービス」に申し込むことにしました。
エクスプレス交換サービスのメリット・良いところ
すぐに新しいiPhoneを使える
古いiPhoneと新しいiPhoneを交換するので、すぐにiPhoneを使うことができます。修理に預けると一時的に端末が手元からなくなるので不便ですが(代替機を貸してもらえることもあります)、エクスプレス交換サービスならその心配はいりません。
バックアップから復元することですぐにこれまでと変わらない使い勝手のiPhoneを手にすることができました。迅速でとてもありがたかったです。
家まで届けてくれる
新しいiPhoneを家に届けてくれるので、アップルストアや直営店に出向く手間がかかりません。通常のアップル製品の修理の場合、予約をとらないといけないので何かと面倒です。エクスプレス交換サービスなら電話で申し込んであとは家にiPhoneが届くのを待つだけ。楽で良いですね。
追加料金の必要なし
「エクスプレス交換サービス」に対する追加料金は発生しません。つまり単純に修理料金だけ支払えばOKです。
エクスプレス交換サービスの利用方法と注意点
利用の手順
- iPhoneのバックアップを取る
- 電話で「iPhone エクスプレス交換サービス」に申し込む
- 電話の案内に沿いながらiPhoneの設定を変更する
- 電話のあとに届いたメールからクレジットカードの登録を行う
- 新しいiPhoneが届くのを待つ
- 新しいiPhoneと古いiPhoneを交換(直前にアップルペイのカード削除やiPhoneの初期化を行う)
- SIMカードを差してバックアップからiPhoneを復元
- 契約会社に応じて回線の再設定を行う
事前準備の注意点
バックアップをとる(バックアップ解除のためのパスワードを覚えておく)
まずバックアップをとることが大事です。パソコンやiCloudなどを利用してiPhoneのバックアップをとっておきましょう。
またパソコンのiTunesでバックアップをとった場合は、パスワードをかけている場合があります。その場合後ほどバックアップからiPhoneを復元する際に「iPhoneのバックアップのロックを解除するパスワード」を求められることになります。
このパスワードはApple IDのパスワードとは別です。同じパスワードを使いまわしているような場合を除いて、異なるパスワードの入力が必要なので注意してください。わたしはバックアップのパスワードもApple IDのパスワードもiPhoneにかけているパスワードもすべて違うものを設定していたのですこし戸惑いました。
ちなみに暗号化せずにバックアップをとることもできますが、その場合バックアップできる内容に差があります(参考:iTunes でのバックアップの暗号化について – Apple サポート)。
またApple IDとそのパスワードもやはり後で必要になるのでそれも忘れないようにしておきましょう。Apple IDはふつう登録したメールアドレスのはずです。
「iPhone エクスプレス交換サービス」の申し込みはアプリ「Apple サポート」が便利
iPhone エクスプレス交換サービスへの申し込みは電話から行います。サポートや修理サービスに関するAppleへのお問い合わせ電話番号は「0120-27753-5」となっています。ここへ電話する際は自分のiPhoneのシリアル番号をメモしておきましょう。
一応Apple – オンラインサポートというものもあるのですが、一番手続きが簡単でスムーズなのはiOSアプリの「Apple サポート」からの申し込みです。
このアプリは自分のApple IDと紐づけることができます。案内にしたがってこのアプリ経由でサポートに電話をかけましょう。シリアル番号などを確認する手間なくスムーズに「エクスプレス交換サービス」に申し込めます。
わたしはiPhoneに限らずMacBook Proなどアップル製品になにか不具合があったときはこのアプリを使って問い合わせるようにしています。すぐに電話でサポートしてもらえて何かと便利です。
クレジットカードが必要(仮請求と支払い)
エクスプレス交換サービスの申し込みにはクレジットカードが必要になります。必要な修理料金の支払いと仮請求がこのクレジットカードに対して行われます。
仮請求というのは、iPhoneの交換が正常に完了するまえに一時的に行われる請求です。もし古いiPhoneをアップル側に渡さなかった場合このお金を請求されます。端末の代金が仮請求されるので大きな金額になりますが普通に手続きを行えばこのお金を支払う必要はありません。
参考画像
このクレジットカードの手続きを行わないと新しいiPhoneは発送されません。
大事なアプリはデータ引継ぎを確認しておく
ほとんどの情報はバックアップをとることで残しておけますが、特に大事なアプリやデータは念入りにチェックしておきましょう。大切な写真や動画のデータは二重に保存しておいても良いかもしれません。
よくあるのがライン(LINE)の引継ぎです。これまでの履歴やデータを引き継ぎたい場合はメールアドレスを登録するなど事前の準備が必要になります(参考:【最新版】 LINEのアカウントを引き継ぐ方法 : LINE公式ブログ)。
なにか愛用しているゲームアプリがある場合も、一応バックアップやデータの引継ぎについてどのような仕組みになっているのか個別に確認しておくと良いでしょう。
SIMカードを抜く道具を用意しておく
古いiPhoneを渡すときはSIMカード、ケース、画面保護フィルムをすべて取り外します。少なくともSIMカードは直前まで差した状態で使っているはずです。宅配業者さんが新しいiPhoneを届けに来たときに慌てずスムーズに手続きできるようにSIMカードを取り外すピンを用意しておきましょう。
ピンはiPhoneを買ったときに付属します(一応エクスプレス交換サービスで新しくやってくるiPhoneにもこのピンは付属します)。
ピンを紛失してしまった場合も安全ピンやペーパークリップでも代用できます(参考:iPhone や iPad の SIM カードを取り出す/差し替える – Apple サポート)。
各種設定を変更する
古いiPhoneからは個人の情報を消しておく必要があります。Apple Pay(アップルペイ)に登録しているクレジットカードやスイカのカードなどの情報を削除しておきましょう(わたしは宅配業者さんが来てから情報を削除しました)。
このほかいくつか設定があるのでAppleサポートの案内に従って適切に準備しておきましょう。下記リンクに詳しいです。
新しいiPhoneが届いてからやること
SIMカードを差す
新しいiPhoneが届いたらまずSIMカードの挿入です。SIMカードを差さないとろくに設定もできません。
バックアップからiPhoneを復元する
事前にとっておいたバックアップからiPhoneを復元します。これでアプリや電話帳などのデータが元通りになります。
場合によってはバックアップからの復元のまえにiOSのアップデートが必要かもしれません。アップデートが必要という表示が出たら、ひとまず復元は後回しにしてiOSのアップデートを先に行います。
回線の設定
契約している電話会社の設定を行います。わたしはLINEモバイルを利用しているので、APNプロファイルの設定だけ必要でした(参考:APN設定方法(iOS・iPhone) | サポート | LINEモバイル)。手順に従ってAPNプロファイルをインストールして設定を行って、最後にiPhoneを再起動させることでふつうに電話やネット通信が利用できるようになりました。
アップルペイのカードを再登録する
Apple Pay(アップルペイ)にクレジットカードやスイカ(Suica)を改めて登録しましょう。
スイカの情報は古いiPhoneから削除したときにiCloudへと自動でデータが保存されるので新しいiPhoneへと簡単に引き継げます。残高もちゃんと引き継げるので安心してください(参考:【機種変更】Apple PayからApple Payへ(iPhone/Apple Watch→新しい | Suica Apple Pay よくあるご質問)。
アップルペイのカード利用履歴は失われますが、スイカのアプリを使えば利用履歴を確認できます。
メールアプリなどログイン
アプリによっては改めてログインが必要です。Gmailの登録などを忘れずに行っておきましょう。
以上でiPhoneをだいたい元通りに使えるようになるはずです!
まとめ iPhone修理ならエクスプレス交換サービスがおすすめ
こうして無事に新しいピカピカのiPhone Xを手にすることができました。データの引継ぎも正常に行えて特に不便することなく利用できています。
「AppleCare+」は、今回のような過失の損傷でも保証してくれます。特に「エクスプレス交換サービス」のおかげで早急にかつ手軽に新しいiPhoneを手にすることができました。
もし「AppleCare+」に加入するべきか迷っているのであればわたしは加入をおすすめします。スマホは日常生活でとても大事なものなのでしっかりとした保証をつけておいたほうが安心です。「AppleCare+」に入っているひとはぜひ「エクスプレス交換サービス」をご活用ください。
今後iPhoneを壊してしまわないように保護フィルムとケースを導入しました(落とした時はiPhoneを裸で使っていたので)。
以上Aki(@Shitataka_Aki)でした。最後までご覧いただきありがとうございます。こちらの記事が参考になりましたらSNSでシェアしていただけると嬉しいです。また下のボタンからTwitterやFeedlyでフォローいただきますと最新の記事の情報をお届けします。
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